2010年2月23日火曜日

ショパン生誕200周年で171時間コンサート

ポーランド出身の作曲家フレデリック・ショパンの生誕200周年を記念して、誕生日とされる2つの日をまたいだ171時間のコンサートが2010年2月22日(月)に母国の首都ワルシャワで始まりました。主催は中央スモルナ文化協会。

ショパンの誕生日は、洗礼証明には2010年2月22日と記載されていますが、本人と家族は一貫して3月1日が実際の誕生日だと言っていました。

7日間に渡るコンサートでは250人を超える音楽家や声楽家が登場します。またワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団がショパンに造詣が深いピアニストのエフゲニー・キーシンらを迎えたコンサートを毎日開きます。最終日の3月1日(月)はワルシャワ旧王宮と、ショパン生誕の地ジェラゾラ・ヴォラで開催されます。

ショパンは20歳になった1830年にワルシャワでデビュー・リサイタルを開き成功を収めた後、11月2日にオーストリアのウィーンへ移りましたが、直後にポーランド独立を求めた動乱が起きたため、敵国のオーストリアでは音楽活動ができませんでした。その後パリへ移り1849年10月17日に39歳で亡くなるまで、母国へ戻ることはできませんでした。

参照記事:
http://malaysia.news.yahoo.com/afp/20100223/ten-entertainment-poland-culture-music-c-1dc2b55.html
http://beersmusic.jpn.org/chopin1.html

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